最近の学生はESに生成AIを活用しており、今までよりも見極めが難しくなっていると感じます。どのような対策が効果的でしょうか。
生成AIが普及する以前から、エントリーシートを実態以上に良く見せようとする学生は数多くいました。そう考えれば、見極めるべき本質や採用側が向き合う課題自体は何も変わっていません。
生成AIをどれだけ上手に活用しても、対面で相手に影響を与える力やその場での判断力・説得力といった部分を直接補ってくれるわけではありません。たとえるなら将棋の初心者がプロ棋士よりも強い将棋AIを使えたとしても、その一手一手の意味を説明できたり、短期間で棋力そのものが飛躍的に伸びたりするわけではないというのと似ています。
今は新しい技術の登場によって戸惑いが生じているだけで、本質的にはそれほど難しい話ではありません。必要な能力は何か、人が担うべき価値は何かを冷静に見直せば、採用基準がはっきりと見えてくるはずです。
このコラムの担当者
三條 正樹
取締役