制度利用者インタビュー
産育休を経て復帰し、現在も活躍している社員にインタビューしました。


現在はどのような仕事を行われていますか?
テスト開発・分析センターグループに所属しています。業務は、新商品の開発、既存商品のメンテナンス、企業オリジナルのカスタマイズテストの開発、各種検証など、多岐にわたります。社内外に見えにくい業務には、テスト問題の在庫管理なども行っています。(テストの1問1問が、当社の大事な資産です。)
私の担当業務も、既存市販テストのメンテナンス、営業支援(カスタマイズテスト開発や妥当性検証等の分析サービスにおいてHRコンサルタントをサポートする)、問題管理など、さまざまなジャンルがあります。現在は育児短時間勤務制度を使用しており時間的な制約がある状態ですが、任されるタスクは他の社員と同様です。短い時間の中でいかに効率よく仕事を進めるかということは、出産前の働き方よりも今の方がずっと出来ていると思います。ただ、時間の都合で対応しきれない仕事は、チームのサポートによって滞りなく進んでいるものもありメンバーには感謝しています。
復帰して半年は子供の発熱などで突発的に休まなければならないことも多く、周囲に迷惑をかけてしまっていることや自分の仕事がなかなか進まないことに疲弊したこともありました。今はだいぶ子供も丈夫になってきて休みも減り、自分のペースで仕事をできるようになってきました。
子育てとキャリアについて考えをお聞かせください。
入社してすぐの頃は、「出産を機に仕事を辞めるんだろうな」ということを漠然と考えていましたが、時が経って実際にその状況になってみると、「ここで辞めてはもったいない」とさまざまな角度から感じ、仕事を続けることを決めました。会社やチームの環境が、その決断を後押ししてくれたと思います。
特に、テスト開発・分析センターグループには産休・育休や時短勤務の経験者が何人もいました。そういった先輩の姿を見て、話を聞いて、育児をしながら仕事をすることのイメージを具体的にもてたのは大きかったと思います。
とはいえ、話を聞いて漠然と理解するのと、実際に経験してみるのでは異なります。私の場合、仕事モードとママモードの切り替えに思った以上にエネルギーを消費しています。退社→子供を保育園に迎えに行ってから帰宅→子供のご飯(合間に洗濯)→子供とお風呂→寝かしつけ、までいくと、添い寝している自分も一緒に寝てしまうこともしばしばです。(そのまま朝まで寝てしまうことも。夫は帰宅後勝手にご飯を作って食べてくれています。笑)ただ私は、育児に専念するよりも、仕事もしている方が性にあっているようで、仕事が育児のストレスを軽減し、育児が仕事の気分転換になっているような、よいバランスであるようには感じています。
エントリーする