早期退職はある程度見込んだ上で、優秀な人材を採用するか、定着度を重視するのか、どちらが良いでしょうか。 (企業規模500名程度の場合)
似たような質問には何度も答えていますが、結論は毎回同じです。
「優秀な人材を採用しましょう」――これに尽きます。
定着率を重視して“普通の人”を採っていくような組織は、優秀な人から見ればまったく魅力がありません。
そして、そうした組織だからこそ、優秀な人は定着しないのです。
たとえすぐに辞めてしまうケースがあったとしても、優秀な人材が多く集まる組織は、それ自体が魅力的です。
優秀な人同士の引力が働き、結果的に定着率も向上し、組織は自然と発展していくでしょう。

このコラムの担当者
三條 正樹
日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役