特定の募集コースへの応募が他よりも少ないです。
魅力付け施策として実施されていることはありますか。
どのような募集コースがあるのかが書いていないので、一般的な話になってしまうかもしれません。
コース内容自体が募集が少ないことを想定されるものではなく、もっと集まっても良いコース内容なのに、ということですよね。
つまりそのコースの魅力付けができれば、もっと募集が期待できるということです。
まずは、伝え方の問題です。コース名が、自社では当たり前に理解されているものでも、学生にはうまく伝わっていない場合があります。例えば、「営業職コース・販売職コース」とあった場合、学生にとって貴社における「営業と販売」との違いがすぐにわかるものでしょうか。より具体的に内容をイメージできるようなキャッチコピーをつけましょう。
次に、各コースのコンテンツ内容です。内容がわかりづらい場合は、社員のリアルな説明を入れる、質疑応答を増やすなどの工夫が必要です。
貴社では募集コース設定において、他社の事例を参考にしていますか?他社で成功しているコース事例を研究してみて下さい。
「どうしたってこのコースは募集が少ないだろう」と思われるようなコースがある場合は、コース参加者に特別な優遇措置(メリット)を与えてみてはどうでしょう。1次面接の免除や1日特別体験などです。
このコラムの担当者
奈良 学
日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長