仕事にやりがいを持っている人は本当にいるのでしょうか?私の周りには一人もいません。
皆、生きるために働いているだけ、給料分苦しい思いをしているだけだと思うのです。
周りに「やりがいを持っている」という人がいないのであれば、やりがいを持っている人などいるのかという気持ちになるのもわかります。でもいます。少数かもしれませんが、います。私もその一人ですから。
いまの他者との関わり方や「自分の気持ちをそのまま伝えることが気恥ずかしい」という考え方からしますと、「やりがいを感じて仕事している」と周りに伝えると「あいつは社畜だ」「プライベートがない可哀そうなやつ」と揶揄されるかもしれないと思っている人もいるのではないでしょうか。
もし「あなたはどんな時に仕事でのやりがいを感じますか」という質問をすれば、「お客様から感謝の言葉を言ってもらった時」「苦労して契約を取った時に上司からねぎらいの言葉をかけられた時」といったような回答もあるはずです。やりがいの感じ方も様々ですし、程度の違いもあるでしょう。
「生活のために働いている、給料分苦しい思いをしている」というのも正直な気持ちでしょう。でも楽しければ給料はいらないというものでもありません。ご質問者も、いまの仕事を当面続けるのであれば、自分が「やりがいを感じる」ときはどんな場面か、自分は「仕事に何を求めているのか」を他人の声ではなく、自分のこととしてお考えになってみて下さい。
このコラムの担当者
奈良 学
代表取締役社長