SHL社ユージーン・バーク氏がテスト出版社協会の理事に選出される
公開日:2010/12/14
このコーナーは、イギリスのSHLグループがお客様に向けて発信している様々な情報を日本語に翻訳してご紹介するものです。主にグループのネット配信「SHL Newsletter」や広報誌「SHL News」、HPから記事をピックアップしています。海外の人事の現場でどんなことが話題になっているのか、人材マネジメントに関して海外企業はどんな取り組みをしているのかをお伝えすることで、皆さまのお役に立てればと願っております。
今回は、2010年11月にグループがプレス発表した記事です。
SHL社の科学技術革新担当取締役であるユージーン・バーク氏がテスト出版社協会(Association of Test Publishers:ATP)の理事に選出されました。2011年2月27日~3月2日にアメリカのフェニックスで開催予定のATP年次大会で正式に任命され、2年間務めることになります。
ATPは、評価や選抜、資格、教育、臨床などで使われるテストやアセスメントツール・サービスのプロバイダーを正会員とする非営利団体です。
バーク氏は次のように述べています。『SHLはATPの積極的なメンバーであり、テスト出版業界でベスト・プラクティスを促進することに非常に熱心です。私が理事に選出されたことは、ATPや国際展開に対するSHLのコミットメントを明確に示すものです。』
ATP会長マーティン・ローダ氏(Cito B.V.社CEO)は次のように述べています。『ATP理事会を運営するメンバーは一流の人材です。北米とインターナショナルの両方でテストアセスメント業界の声を代表するというATPの使命を継続できるよう、新しい理事会のリーダーシップを期待しています。ATPの今後の成功にユージーン氏の力が大きく貢献できると確信しています。』
ATPは1992年に設立された業界団体で、正会員は現在125社です。HPに会員リストが掲載されていますが、アメリカとヨーロッパの会社でよく見かける会社はほとんど加入しているようです。ワシントンDCに本部があります。
日本には「日本人事テスト事業者懇談会(JPTA; Japan Personnel Testing-service Association)」があります。ATPは教育や臨床に限定したテストサービス会社も含まれていますが、JPTAは当社のような、企業や組織の人事管理場面で使われるテストやツールを扱う事業者の団体である点が特徴です。1996年に設立され、現在16社が参加しています。相互研鑽を主な目的とし、最近は年に3回のペースで関連分野の識者をお招きしての勉強会と情報交換会を実施しています。