ハイポテンシャル人材識別のためのHRガイド
公開日:2014/04/30
このコーナーは、イギリスのSHLグループがお客様に向けて発信している様々な情報を日本語に翻訳してご紹介するものです。主にグループの広報誌やユーザー向けネット配信、HPプレスリリースなどから記事をピックアップしています。海外の人事の現場でどんなことが話題になっているのか、人材マネジメントに関して海外企業はどんな取り組みをしているのかをお伝えすることで、皆さまのお役に立てればと願っております。
前回、CEB SHL Talent Measurement Solutionsで「ハイポテンシャル人材の発見」をテーマとしたキャンペーンを行っていることをご紹介しました。今回はそのテーマに関する小冊子から一部、人事担当者のTo Do Listとして掲載されている内容をご紹介します。
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人事部門のやるべきこと
- 高業績を唯一の基準とすることを今すぐ止める
- 候補者全員を検討・再評価する計画を立てる
- 候補者のタレント・オーディット(人材監査)を行い、見逃しがないよう候補者以外の高業績人材にもオーディットを行う(特に基準が主観的ではないかと思われる場合)
- 上層部へのフィードバックの仕組みを確立し、サポートと能力開発の機会準備をお願いする
- ラインマネジャーにハイポテンシャル人材についての現在及び今後の課題をはっきりと伝える
- ハイポテンシャル人材に関する様々な統計データを持って、社長や財務担当取締役に対して、包括的なレビューを実施するつもりであることを説明する
- ハイポテンシャル人材識別に向けて、データ主導のしっかりしたプロセスを構築する予定であることを説明する
- タレント・オーディットによる新しい分析結果を用いて、ハイポテンシャル人材プログラムにある人々についての理解を深め、さらに、実際には誰がそのプログラムに含まれるべきなのかについての知見を新たにする
前回ご紹介した関連ページから今回ご紹介した小冊子もダウンロードすることができます。
http://campaigns.shl.com/HiPo-Infographic-DI
小冊子には、
- ハイポテンシャル人材の識別がなぜそんなに重要なのか
- ハイポテンシャル人材とハイパフォーマンス人材の違い
- ハイポテンシャル人材の要件-意欲・能力・エンゲージメント
- ハイポテンシャル人材識別における人事部門の役割
について議論されています。
ここでは小冊子のほんの一部(16ページ目)を和訳してご紹介しました。興味をもたれた方はぜひ全体にお目通しください。

このコラムの担当者
堀 博美
日本エス・エイチ・エル株式会社