ニューヨークからシドニーまで、SHLがコミュニティにお返し
公開日:2019/09/24
このコーナーは、当社がライセンス契約を結んでいるSHL Group Ltd. がお客様に向けて発信している様々な情報を日本語に翻訳してご紹介するものです。主にユーザー向けネット配信、HP、プレスリリースなどから記事をピックアップしています。海外の人事の現場でどんなことが話題になっているのか、人材マネジメントに関して海外企業はどんな取り組みをしているのかをお伝えすることで、皆さまのお役に立てればと願っております。
今回はSHLグループHPのブログに掲載されている記事をご紹介します。SHLグループがボランティア活動として行っているコミュニティ・インパクト・ウィークについて、グループCEOが報告する記事です。
世界中のSHLのチームが、職場の外でのコミュニティ活動に取り組みました。
SHLの我々の仕事上のミッションは、リーダーたちとそのチームがバイアスのない人事決定を下すことができるようお手伝いすることですが、我々が働いて生活しているコミュニティの役に立つことにも熱心に取り組んでいます。
7月第2週、我々は世界中で、動物救助や炊き出しなど30以上の様々な組織と組んでコミュニティへの貢献活動に取り組みました。我々のチームメンバーが地域社会の人々やプロジェクトに時間とリソースを投資したのです。それぞれの体験が非常に貴重なものでした。
例えば、新しく設立されたニューヨーク・チームは、Loisaida United Neighborhood Gardens (LUNGS)という組織と一緒に、マンハッタンのロウアー・イースト・サイドにあるコミュニティ・ガーデンの清掃・美化を行いました。LUNGSはニューヨークにある52個のコミュニティ・ガーデンの保護と維持に取り組む団体です。SHLチームはコミュニティリーダーたちと地域警察官たちに加わってうち2つのガーデンを掃除しました。LUNGSのコミュニティ活動について学び、この活気ある地域の1960年代から今に至る変遷についての歴史的な講義を受けました。
アメリカでSHLの中堅市場担当を率いるLarry Walmanは次のようにコメントしています。「素晴らしい経験でした。彼らとパートナーシップを築くことができ、年間を通してこの活動を続けていくつもりです。今日がそのスタートとなりました。」
一方、SHLシドニーチームは、オーストラリアのNational Aborigines and Islanders Day Observance Committee (NAIDOC)ウィークに関連するものやHouse with No Stepsでのボランティアなど、様々な機会を利用しました。
SHLコミュニティ・インパクト・ウィークはちょうどオーストラリアのNAIDOCウィークに重なっていました。NAIDOCウィークはアボリジニとトレス海峡諸島民の成した歴史と文化を讃えるものです。SHLシドニーチームが集まって、オーストラリアの先住民族について考え、自分たちがこのコミュニティにより貢献するにはどんなやり方があるかを話し合いました。
さらにチームはHouse with No Stepsでボランティアを行いました。この組織は障がいを持つ人々が地域社会の中で受け入れられ、自立して働くことで素晴らしい生活が送れるよう手助けするサービスを提供するものです。
「この組織が障がい者にどんなサポートをしているか、ほとんど知りませんでした。」シドニーを拠点とする営業マネジャーの一人、Emma Routledgeは言います。「仲間と一緒に花の種をパッキングする作業は大変でしたが、笑いの絶えない一日でした。うまくできたと思います。」
世界中のSHLチームも同様にたくさんのプロジェクトに参加しました。南アフリカのプレトリアのチームは家庭内暴力を受けている女性と子供を動物園につれていってサポートしました。シンガポールとムンバイのチームは炊き出し所で食事を配りました。北京チームなどいくつかのチームはシェルターの重要備品を購入する資金を集め、困窮家庭のための食事や着るもの、学校で必要なものを募る活動を主催しました。
それらの活動とは少し毛色が違いますが、テムズ・ディットン(UK)、フランクフルト、グルガオン(インド)、ミネアポリスのチームは、学生や失業者に、面接準備のワークショップを開いたりSHLのパーソナリティ検査OPQを受けさせたりなどのサービスを提供しました。SHL社員が自分の専門性やツールを共有することで、自分の興味やスキルに合った仕事で家族を養える明るい未来で人々を元気づけることができました。
SHLコミュニティ・インパクト・ウィークは総じて、エンパワーメントと学びと、一年を通してどう継続できるかの振り返りに満ちたものでした。バイアスのないデータ主導の人材ソリューションを通してよりインクルーシブで公正な人事を作り上げるための仕事に熱心に取り組み、かつ自分たちが生活して働くコミュニティを活気づけるための活動に情熱を注ぐグローバル市民たちのチームを私が率いることができて、光栄です。
原文はこちらです。 https://www.shl.com/en/blog/from-new-york-to-sydney-shl-gives-back-to-the-community/
筆者はAndy Bradshaw。現在のSHLグループのCEOです。
このコミュニティ・インパクト・ウィーク、日本も実施しました。8月29日、オフィスに近い新宿中央公園の清掃にチャレンジ。準備に手間取ったため時期がずれ、本ブログの内容に間に合わなかったのが残念。この場を借りてその時の写真を掲載します。


本ブログ原文の写真と同じTシャツを着ていることがおわかりいただけると思います。まだまだ暑い一日でしたが、汗を流して働くのは気持ちよかったです。

このコラムの担当者
堀 博美
日本エス・エイチ・エル株式会社