仕事のパフォーマンスを高める、ディワリからの学び5選
公開日:2021/11/22
このコーナーは、当社がライセンス契約を結んでいるSHL Group Ltd. がお客様に向けて発信している様々な情報を日本語に翻訳してご紹介するものです。主にグループHPのプレスリリースやブログなどから記事をピックアップしています。海外の人事の現場でどんなことが話題になっているのか、人材マネジメントに関して海外企業はどんな取り組みをしているのかをお伝えすることで、皆さまのお役に立てればと願っております。
今回はインドのお正月、ディワリに関連してのSHLブログ記事です。
Priyani Ahuja著
素焼きの皿に灯されたディヤ(訳者註:ディワリの期間中、家の中を照らすために使用されるオイルランプ)とライトの列、甘い料理の香り、家族の再会の暖かさ、そして空気のわずかな寒さが、インドで最も美しく最大のヒンズー教の祭りであるディワリ(Diwali)の始まりを示しています。 14年間の追放生活の後のラーマ卿の帰還を記念して何千年もの間祝われてきたこの祭りは、確かに何年にもわたって進化してきました。しかし、今もなお変わらない本質的な価値観や習慣がいくつかあります。そして、これらの古くからの伝統は、パフォーマンスを向上させ、充実した仕事生活を送るために、私たちの生活に組み込むことができるいくつかの貴重な学びを私たちに提供してくれます。
以下、私が選ぶ、ディワリから学べること5つです。
1.編集と整理
ディワリ祭の前に家の中の大掃除をします。私の母は家の隅から隅まで、すべての箪笥と引き出しを掃除しました。古いものを手放しますが、その中で、古い忘れられたおもちゃや本のような「隠れた宝石」を見つけることがよくありました。
職業生活において、時間を割いて、机、電子メールやフォルダーをクリーンアップすべきです。私はそうしてきました。ほんと、それは混乱を減らし、生産性を高めます。そして、古いおもちゃのように、古いけれども充実していた仕事に出くわし、笑顔とその仕事から学んだ教訓を取り戻すことがよくあります。
2.ネットワークと再びつながる
ディワリは、今現在の友人や近親者だけでなく、古い友人や遠い親戚とつながる機会です。(たとえ、それがソーシャルメディア上の単なるメッセージであっても。)
同様に、私たちの職業生活においても、ディワリ祭のたびに、古い同僚やチームメンバー、上司と、再びつながろうとすべきです。職業上のネットワークはあなたのキャリアの成長において極めて重要な役割を果たします。転職を探しているときだけ連絡をとるのではなく、あなたが定期的に彼らと連絡を取り合うならば、人々はあなたとの関係を大切にするでしょう。
3.ワーク・ライフ・バランス
ディワリ祭は休暇シーズンです。みんな、多くの時間を費やして、買い物したり、パーティーに参加したり、家の中を飾ったりします。しかし、休暇が終わっても、リフレッシュしたと感じないことがあります。
そこで、今年のディワリでは減速して、これまでのあなたの道のりを振り返ってみてください。趣味を再開したり、運動を始めたり、毎日瞑想を始めたりしましょう。あなたの人生に喜びと落ち着きをもたらす、シンプルな活動を見つけてください。パンデミックは、特に私たちの心身の幸福に焦点を当てることの重要性に関する、いくつかの重要な教訓を私たちに教えてくれました。健康な心と体は、生き生きと充実した個人生活と職業生活の基盤です。
4.あまりポジティブでないものに取り組みながらも、ポジティブなものに焦点を当てる
ディワリは、社会全体のために悪と戦って勝利したラーマ卿を迎えるお祝いです。光、食べ物、そしてお祭りはすべて、ポジティブさと幸福を周りに広めることを意味します。
すべての職場には良い点がありますが、あまり良くない点もあります。長期的な成功の秘訣は、改善領域に対応する最良の方法を見つけながら、ポジティブなところに焦点を当てることです。オンラインで検索すれば、多くの人があなたと同じ問題に苦しんでいるのを目にするでしょう。そして、良いアドバイスを得ることもできます。ですから、仕事で問題点にぶつかった時に、それを乗り越えるために助けを求めることを躊躇しないでください。上司には、チームメンバーに手を差し伸べ、必要に応じて支援を提供する責任があります。
5.贈り物をすることに焦点を当てる
ディワリとはあなたの愛する人と贈り物や幸せを祈る気持ちを交換することです。子供の頃、これがお祭りの最もわくわくするところでした。何年もの間、毎年、ディワリ祭の直前、10月2日~8日にDaan Utsav(訳者註:与える喜びの週)が祝われ、そこではいくつかの個人や企業がさまざまな慈善活動に貢献し、困っている人々を助けています。
職業人として私たちは、寄付する他に、コーチングやメンタリング、同僚や若手チームメンバーとのコラボレーションを発展させることもできます。若いフレッシュな人材のメンターになることや、諮問委員会に参加して知識や経験を他の人と共有することに立候補してください。私たちはしばしば気づいていませんが、チームの先輩として、他の人に提供することがたくさんあります。チームや組織に恩返しする機会を逃してはなりません。
来たるディワリ祭では、祝祭を喜ぶだけでなく、職業生活で成長し繁栄するために祭りからの学びを取り入れるようにも努めましょう。
ディワリについて、恥ずかしながら私はこのブログを読んで初めて知りました。記事の最初にある「ラーマ卿(Lord Ram)」は、叙事詩「ラーマーヤナ」の主人公だそうです。こちらも書名は知っていてもあらすじを知りませんでした。読んでみたいと思いました。
大掃除や年賀状、お年玉など、共通するところが沢山あり、日本のお正月を思い浮かべました。11月も下旬ですからお正月はすぐそこです。今年の年末年始は著者Priyaniのアドバイスに従ってみましょうか。

このコラムの担当者
堀 博美
日本エス・エイチ・エル株式会社