パーソナリティ検査の質問数はどのように決められているのでしょうか。質問数が多ければ多いほど予測率は高まるのでしょうか。
質問数が増えると上がるものは以下の通り
- 信頼性(複数回回答したときのブレが減る)
- 因子数
- 回答時間、回答負荷
信頼性と予測は多少異なりますが、信頼性が低いとそもそも測定する結果がデタラメになるので関係はしています。
たとえば300分のパーソナリティ検査があって、それを回答させたら一定の人は後半適当に回答するため結果がばらついてきます。闇雲に長くすればよい(性能が上がる)という物ではありません。
自分が回答した最長の物は800問以上の質問数があり2時間でも回答しきれない代物でした(SHLグループの商品の一つ)。日本では売りませんでしたし、ワールドワイドでもほとんど売れませんでした。

このコラムの担当者
三條 正樹
日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役