最近TVを持たない人が増えているというニュースがありました。確かに以前と比較して見ている時間は減りました。テレビはラジオのように廃れていくのでしょうか?
近年、インターネットやストリーミングなどのオンラインプラットフォームが普及し、テレビに代わる新しいコンテンツが増えてきています。たしかにテレビ放送の存在感は低下しており、今後もその傾向は続くとみています。
しかしながら、現実的にはテレビはまだ多くの人々にとって重要な情報源であり、娯楽として重要視されています。テレビはスマホやタブレットに比べ大画面であり、大勢で一緒に見ることができます。特定の趣味や嗜好に特化せず様々なコンテンツを無料(一部は有料)で手軽に見ることができます。また、依然としてテレビの広告市場規模は巨大であり、この市場を多くの企業が活用しています。
完全に廃れてしまうことはないと思いますが、コンテンツの視聴環境は変化し続けることは間違いありません。

このコラムの担当者
清田 茂
日本エス・エイチ・エル株式会社 執行役員