幼少期になりたかった職業はなにかありますか?
「末は、博士か大臣か」というのが昭和初期まで将来の夢として言われていたそうですが、昭和30年代後半に小学生になった自分の頃はスポーツ選手、特にプロ野球選手の人気が高かったような記憶があります。私自身は、憧れの職業と言えるかどうかわかりませんが、テレビでみた月光仮面や少年ジェットの影響か、「秘密探偵」になりたいと密かに思ってました。普段は普通の勤め人なのに事件が起きると変装して悪漢の根城に潜入したり、追跡をしたり、最後はピストルを撃ちまくり悪人を倒す。いまのヒーローものの原点かもしれませんね。小学校にあがってからも名探偵明智小五郎シリーズやシャーロック・ホームズ、怪盗ルパンものをよく読んでました。「探偵」にはなれませんでしたが、いまも推理小説の中で楽しんでいます。

このコラムの担当者
奈良 学
日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長