エントリーから説明会参加の時点で、人数を5分の1程度にしなければなりません。学生の志望意欲・求める能力(適性)・必要工数・必要コストなどを踏まえてどういう方法が最も効果的だと思いますか。
志望意欲、工数、コストの面から有効なのは、母集団形成の施策を控えてエントリーを減らすことです。就職ナビへの掲載や合同説明会への参加をやめ、自社ホームページのみで告知すると劇的に応募が減り、関心のある応募者だけを集めることができます。もちろん集まらないことによるリスクが発生します。
能力(適性)、工数、コストの面から有効なのは、エントリー時にWEBテストを実施することです。事前に妥当性分析をしていれば、知的能力、適性の観点から良質な集団を作ることが可能です。なりすまし受験のリスクを回避するには、選考後半で監督者をおいて再テストを実施します。

このコラムの担当者
清田 茂
日本エス・エイチ・エル株式会社 執行役員