コラム

続・人事部長からの質問

2010/10/08Q.571

プロは結果が全てといわれます。一方で、元楽天イーグルス監督だった野村さんはプロフェッショナルの「プロ」は「プロセス」のプロだ、といいます。プロは結果さえ出せばよいというものなのでしょうか。

プロは結果が重要。
趣味のサークル活動をやっているわけではありません。

質問者の「結果さえ出せばよい」とありますが、その結果を簡単に出せるならまず結果を十分に出してから他のことを考えるべきでしょう。

ヒットを1本も打てない打者が人を魅了するスイングをしても無意味です。そしてその打者の練習方法がどんなに効果的ですばらしくても「結果の出ないプロセス」の積み重ねでしかありません。

結果だけを求めないやりかたも育成上存在するのですが、それは結果を求める上での課程であり結果に執着していないわけではありません。

どんな仕事でも良い結果を継続(10年以上)して出すためには努力をしているものです。ばらつきはそれが見えているか見えていないかだけの違いであり、結果を出し続けている人は自分独自の簡単に真似の出来ないプロセスを持っていると考えています。
また結果の出ない人は同様の逆ベクトルとして結果の出ないプロセスを持っています。ただし、こちらは誰でも実践可能です。

三條 正樹

このコラムの担当者

三條 正樹

日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役

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