内定式が思い出に残るようにするための工夫としてどんなものがあるか?
工夫は如何様にもできるでしょう。
お金をかけてホテルを貸し切る、芸能人を呼ぶなどすればより鮮明に記憶に残るかも知れません。
しかし、内定者だけに絞って考えれば無理をする必要は無いでしょう。
内定式(新卒)は一度しかなく記憶の混乱がないこと。
未知の環境に対する恐怖心、緊張などで嫌でも記憶に残ること。
内定式の善し悪しを判断する基準がないため、その印象が残らないこと。
よって適当に内定者を集めて社員との顔合わせをおこない、偉い人や先輩社員が語るような普通の内定式で十分なのです。
内定式の内定者は図太い神経の持ち主でも緊張しています。企画に凝るよりリラックスさせることに注力する方が良いでしょう。

このコラムの担当者
三條 正樹
日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役