内なるヴァイタリティ(行動に移せていないエネルギー)を持っている人を、真のヴァイタリティ型に変容させるには、どのような指導すればいいですか?
意欲(モチベーション)とは、行動を方向付けし促進するものです。
内なるヴァイタリティを持つ人は既に真のヴァイタリティ型です。必ず行動的に取り組んでいる何かを持っていますので、私生活を含めてよく話を聞いてください。もし、色々な角度から話を聞いても何も出てこなければ、単にヴァイタリティのない人です。
打ち込んでいることが聞き取れればそれが変容のヒントになります。取り組むテーマや活動内容、取り組む理由などからその人のモチベーションリソースを探ってください。モチベーションリソースとは、やる気に火をつける要因のことです。それが発見できたら、今後は意欲を刺激する仕事の与え方を考え、実行します。
うまくいけば仕事での行動が活性化するかもしれません。

このコラムの担当者
清田 茂
日本エス・エイチ・エル株式会社 執行役員