ストレス耐性チェックのため、面接時にストレスや困難にぶち当たった経験を聞いています。しかし、学生時代に受けるストレスや困難はたかが知れているため、あまり評価が高くなる学生がいません。本当にこの方法でストレス耐性は見られるのでしょうか?
高い水準でストレス耐性を求める際には、この方法では評価できません。
このやり方で評価情報が得られるのは、話ができなくなってしまう人、取り乱してしまう人、泣き出してしまう人などの極端な反応が出てしまう人だけです。
逆面接を試されることをおすすめします。
逆面接は学生が企業を面接する形式の面接法です。細かい実施ルールはいくつかありますが大まかに申し上げると、15分間の時間をとり学生が企業に対して自分の関心に基く質問を投げかけるというもの。質問がわかりづらかったり、曖昧だったりした場合、面接官がそれを指摘します。その指摘をうまくやることで面接内の自然な会話でプレッシャーをかけることが可能になります。

このコラムの担当者
清田 茂
日本エス・エイチ・エル株式会社 執行役員