自社に合った適性テストを探しています。どのようなテストが自社に合っているテストだと判断すればよいのでしょうか。
使用目的にあっているテストかどうかで判断してください。使用目的によくあっているテストのことを妥当性の高いテストと言います。具体的には、英語力を測りたいのであれば、算数ではなく英語テストを実施する、管理職のマネジメント能力を測定したいのであれば、マネジメントコンピテンシーのアセスメントを実施する、といった具合です。
使用目的にあっていることが確認できたら、次に使い勝手を考えます。
受検時間、受検方法、結果が出てくるまでの時間、リポートの見易さ、結果データの扱いやすさ等が使い勝手に影響を与えます。
加えて、コスト。これは言うまでもないと思います。妥当性によって投資に対するリターンは期待できますので、コストを最優先し、本末転倒にならないよう気をつけてください。

このコラムの担当者
清田 茂
日本エス・エイチ・エル株式会社 執行役員