面接官の視点がバラバラで困っています。適性テストを使って目線あわせをしたいのですが、面接官は「テストで人が分かるはずがない」と聞きません。面接官に適性テストを参考にすることの有用性を伝える良い方法はありますか。
適性テストで目線を合わせるという言い方が、面接官よりもテストの方が信頼できると受け取られてしまい、面接官の抵抗感を作っています。
あくまでも適性テストは受検者情報の一つです。受検者について事前によく知っておくことが、面接を100倍楽しくします、くらいのメッセージで行きましょう。 説明としてはこんな感じです。
事前情報をよく読んで、これから面接する人がどんな人なのかについての予想をしてください。面接の場は、その予想がどれだけ当たっているかを確認する場です。確認のための質問をする際に注意すべきことがあります。受検者は自分をよく見せるために様々なウソをつきます。受検者の言ったことを鵜呑みにせず、上手に質問することでウソを見破ってください。

このコラムの担当者
清田 茂
日本エス・エイチ・エル株式会社 執行役員