グループディスカッション中だけ、リーダーシップを取ろうとする学生がいる。これはどう評価すべきでしょうか?
その時点で見える行動は評価するべき。
少なくともその場面では発揮できるのです。能力が全く無いとは考えづらく、ある場面や訓練を施せばモノになる可能性があるので何もない人よりはプラスです。
これはグループディスカッションだけではなくすべての評価で言えることです。
やってはいけないことは、そういう能力がありそうだとか勝手な予測を立てて判断することです。
ベテラン面接官の中には行動を見て数秒で判断できる人も存在しますが、そういう能力の高い人ほどその後の選考でも注意深く見て評価しています。

このコラムの担当者
三條 正樹
日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役