面接で応募者の“素”の部分を確認するには、どのような方法がいいですか?
「素」を確認するということですが、緊張したりあがってしまって素直な自分を出し切れない学生に対してであれば、こちら側で緊張を解いてあげるような導入部分を設けてリラックスさせて下さい。
学生の「素=本音」を確認したいということであれば、面接を受ける側が想定しているような質問ではなかなか「素」の部分がみられません。
想定外の質問という点では、当社でもおススメしている「逆面接」などの手法も良いでしょう。相手が自信を持って説明準備をしているであろうアピールポイントを「その程度のものか」と少々否定的に突っ込んで聞いてみるという方法もあります。
実際「素」の部分でみたいのは、プレッシャーを受けた時やいやな場面でどう対処するかの対応でしょう。いままで穏やかだった人が急に激こうする、突然泣きだすといった場合もありますが、質問者が必要以上に圧迫面接をすることは避けねばなりません。

このコラムの担当者
奈良 学
日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長