コラム

続・人事部長からの質問

2012/05/11Q.953

大学が秋入学の検討を始めており、採用の場面でも通年採用を考えなければいけないと感じております。通年採用を行なう際、気をつけなければならないことを教えて下さい。

「通年採用」には、春先の選考だけでなく夏、秋それ以外の時期と年間を通して採用するという場合と海外留学生や公務員試験チャンレンジ学生など一般の応募学生とは異なる層の学生をターゲットとして夏秋に採用窓口を設ける場合とがあります。これまでは後者の場合が多くみられましたが、最近は前者パターンも増えておりユニクロのように大学1年生から応募できるといった究極の通年採用型企業も出てきました。

御社で通年採用をお考えならば、その目的を明確にしないと採用業務が増大するだけで人材の多様化や志望度の高い層へのアピールにもつながらずスタッフへの負担増にしかならないことになります。

また、秋入学とも関連しますが卒業と入社の時期ずれをどう対処するか方針を決めておいて下さい。選考段階で学生側のギャップタームをどう評価するか。内定後入社までに間隔があいてしまう場合、学生にどのような行動を取らせるかということです。学生の判断で有効と思う活動に自由に時間に費やしてもらうのか、入社後即戦力として活躍してもらうべく準備期間とするか事前に学生に説明しないと志望度、入社意欲形成にも影響してきます。

奈良 学

このコラムの担当者

奈良 学

日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長

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