パーソナリティ検査OPQの結果は自己認識をあらわしたものですが、自己認識と周囲からの印象とのギャップが大きい場合、その差を縮めるにはどうしたらよいですか。
自分を客観的に見ることは難しいことですが、適切な判断の前提となるものです。
自己客観化を阻むものの正体は「うぬぼれ」と「コンプレックス」。他者から見た自分を参考にして、OPQのどの因子にこの二つが潜んでいるかを見つけましょう。
周囲の人にOPQプロファイルを見せ、印象とのギャップがある項目をチェックしてもらい、どのようなギャップがあるのかについて話を聞きます。一人よりも複数人にやってもらいましょう。
予期しないところを指摘されるとショックを受けたり、うれしくなったりしますが、冷静に受け止め、認識と行動を修正すれば必ず差は縮まります。

このコラムの担当者
清田 茂
日本エス・エイチ・エル株式会社 執行役員