採用基準が明確でない状態で採用活動を実施しています。しかし、コストの都合上適性テスト等の観的なデータを用いた分析はできません。インタビューや概念先行での採用基準の作成は客観性に欠けるように思えます。こういう場合、ある程度の客観性を持たせて採用基準作成をする施策はありませんか。
お金を掛けなくても簡易的な事は出来ます。
たとえば内定者だけでもテスト結果や面接の結果、エントリーシートの評価などあれば入社前の評価と入社後の評価のギャップを測ることは出来ます。それは一つの客観的な基準です。
確かに莫大なデータとお金を掛ければ精度は上がりますが、そこは時間や手間を掛けることである程度補えます。
自分も意味不明な概念だけや中途半端なインタビューよりもアカデミックな裏付けのある選考手法を好むので質問者様のお気持ちは察しますが諦めるのが早すぎます。出来ることから基準を作っていきましょう。
詳しくは担当のコンサルタントに相談ください。

このコラムの担当者
三條 正樹
日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役