良い面接官とダメな面接官の分析をしました。ダメな面接官は今年から外そうと思っていますがあまりにもあからさまなのでどう説明するべきか迷っています。理由を説明すべきでしょうかそれともうやむやで変えてしまうべきでしょうか?
面接官としての適性は「人(部下)を評価する適性」にも通じるものがあります。面接前に評価基準やみるべきポイントを説明しても極端に主観点な評価しかできない人がいます。そうした人が、上司として部下を適正に評価できるのでしょうか。あからさまに偏った面接官には、明確に理由を説明した方がご本人にとっても良いのではないでしょうか。
ただ、すでに役員の方やかなり上級職の方の場合は「俺はこのやり方でやってきた」という意識がありますからこうした説明では納得しないでしょう。逆に人事のやり方がおかしいとかみついてくるかもしれません。その場合は、「いろいろな方に面接を経験していただきたいので次回から別の方に担当させます。いままでありがとうございました。」とさらっと変更してしまいましょう。

このコラムの担当者
奈良 学
日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長