最近「戦略」や「ビジョン」がまた流行っている気がしますが、戦略ってそんなに大事でしょうか?
大事です。
戦略や構想の無い人は局地的に成功を収めることはあっても、総合的な成功を得ることはできません。
何かをやっていることがあっても、それがどのように、何に影響しているか、効果の規模など誰かがマネジメントしない限り解りません。
たとえば営業で1社受注しても業界の9割を失注しているかも知れないのです。その受注した1社の担当は前だけ見て受注に専念できますが、それが業界全体の売上、利益、シェアなど、どのように影響しているかを判断して誰かが方針を立てる必要があります。
仮にその1社を捨てる事で残り9割の失注を防ぐことができるかも知れません。(あくまで仮定の話ですが)
この仮定の話は営業マン一人の予算達成と会社の予算達成に置き換えても同じです。
マネージャには必須です。

このコラムの担当者
三條 正樹
日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役