これまでは選考で適性テストを利用していなかったが、退職者や入社後の評価が著しく悪い社員が増えていることもあり、適性テスト結果でのネガティブチェックを検討しています。使い方やテストの選び方など、注意点があれば教えてください。
適性テストは利用目的にあっていて運用しやすいものを選びます。
まずは利用目的をはっきりさせてください。現在の問題点を見つけ出し、退職者の減少と社員パフォーマンスの向上に貢献する対策を考えましょう。これらの対策の中で、採用選考の改善に関わるものについては適性テストで解決できるかもしれません。退職者に共通する特徴、評価が著しく悪い人に共通する特徴を明確にするとネガティブチェックすべき要件がわかります。必ずこれら要件の測定に向いた適性テストを選ぶことが重要です。
テストの使い方については、運用の効率性を優先してください。手間、時間、受検者の負荷などが現実にそぐわない使い方はやめましょう。
以上、簡単に申し上げましたが、問題点の洗い出し、解決策の作成、チェック要因の抽出の方法、適性テストの選択、運用方法については弊社コンサルタントにお気軽にお問い合わせください。

このコラムの担当者
清田 茂
日本エス・エイチ・エル株式会社 執行役員