「応用力」のある人を採用で見抜きたい。どのような確認方法が考えられるか?
応用とは、原理や知識を実際の事柄に当てはめて用いることです。応用できることが応用力ですので、面接では知識を用いて実際の問題を解決した事例を確認すれば判断可能な情報が得られます。はじめの質問は、「応用力を使って、困難な問題を解決した経験について話をしてください。どのような問題を解決したのですか?」です。この後は、根掘り葉掘り話を聞いてください。
限られた情報や条件の中で問題解決法を見出す能力が応用力だとすると、この能力は知能の影響を受けます。簡単な方法としては知能検査の導入という手があります。

このコラムの担当者
清田 茂
日本エス・エイチ・エル株式会社 執行役員