研修の効果測定に性格検査(パーソナリティ検査)は活用できますか。
できません。
研修の効果測定には周囲からのダイレクトな評価や業務の業績によってするべきです。
性格検査(パーソナリティ検査)は自分の長所短所の気付きに役立ちますが、それは成果を求めるための手段であり目的ではありません。
効果測定は目的に対して具体的な効果がどの程度あったか、行動そのものが現実に変化をしたのかを確認するべきです。
効果測定に性格検査(パーソナリティ検査)を使ってスコアが変動しても実際の行動が変化していないケースや、業績に何の反映もなければ意味がないのです。

このコラムの担当者
三條 正樹
日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役