面接で台本を丸暗記してきたような話し方の学生がいます。話していることは評価できるのですが、このセリフの棒読み感に堪えられず評価を低くしてしまいそうです。いけないことですか?
確かにこういう応募者の方は存在します。だからといって評価を下げるのは早計です。せっかく暗記してきたのであれば全力で語って貰いましょう。努力賞です。
評価はその先から始めてください。いくら何でも面接のやりとりのパターンをすべて予測して覚えてきているとは思えません。そこから評価を始めても間に合います。
個人的には何もやってこなかった人より覚えようとしてきた人の方が多少の見込みがあると思っています。

このコラムの担当者
三條 正樹
日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役