コラム

続・人事部長からの質問

2013/11/29Q.1341

最近、SNSにてアルバイトの学生が不適切な写真をアップしていることがニュースになっている。アルバイトの採用や教育でうまく工夫している事例があれば教えていただけないか。

最近のSNSでの事件のニュースで企業側の防衛策が記事になっていますが、原則はアルバイトさんにも社員同様に指導教育することでしょう。
当社でもアルバイトの方に仕事をしてもらっていますが、採用時に社内規則、守るべきルールをきちんと説明し、就業後も社員同様の内容を教育研修する機会を設けています。
幸いこれまで問題が生じたことはありません。

ニュースのこうした事例は、若い人がSNSが自分の友人たちとだけのクローズされた世界と勘違いし、一般の社会とつながっているという意識が希薄なために起こるとも言われています。いままでのデジタルデバイスユーザーはパソコンから入るケースが多かったので、インターネット上のウイルス攻撃、ハッキング、データ漏洩、ブログ書き込みの炎上などそれなりに見えない相手に対するリスク管理が身に付く環境でしたが、最近は小学生、中学生ですら最初に手にするのがスマフォやタブレットであり、LINEやTwitterなどを便利なツールとしてすぐに活用するのが普通になっています。パソコン世代のようなネットでその先がつながっているという感覚がないのです。

今後は社会全体で、こうした意識を身に付けさせる場も必要かもしれません。学校で実施する交通安全運動や消防や防災の体験会のような感じですかね。

奈良 学

このコラムの担当者

奈良 学

日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長

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