コラム

続・人事部長からの質問

2014/04/24Q.1436

採用時に使った適性テストデータを、現在の職務評価点を付けて分析してみたいと思っているが、社歴が長い社員の採用時データも含めて分析を行っても問題ないでしょか。それとも新たに対象社員に受検させて分析をした方が宜しいのでしょうか。

問題ございません。ぜひ進めてください。また、新たに受検していただき、そのデータも分析するとよりよい結果が得られます。
入社時の適性テストデータと現在の職務評価点との相関分析によって見出されるものを予測妥当性といい、現在の適性テストデータと現在の職務評価点との相関分析によって見出されるもの一致妥当性といいます。
予測妥当性は、現在の適性テスト得点から未来のパフォーマンスを予測するために用いられるものです。テストデータと職務評価データを収集するタイミングが異なるため、様々なものに影響を受け、テストデータと職務評価データとの関係が希薄になる傾向があります。
一致妥当性は、現在の適性テスト得点から現在のパフォーマンスを予測するために用いられるものです。同時期に両データを収集するため、はっきりした結果が得られる傾向があります。
両方やると、入社前に見ておくべき要件と入社後重点的に育成すべき要件のそれぞれがわかります。

清田 茂

このコラムの担当者

清田 茂

日本エス・エイチ・エル株式会社 執行役員

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