仕事の遅い人がだらだら仕事をする。部署全体で帰りづらい空気を作っている。マネージャもあまり注意をしない。どうやって改善の空気を作れば良いのでしょうか?
残業問題は、何度もご質問が出されています。
政府が、残業時間抑制に向けていろいろな施策を検討しているようですが、解決策はなかなかみつからないでしょう。
ノー残業デーを実施する、商社さんが始めた夜の残業を禁止し早朝の早出に切り替えるなどもひとつの方法ですが、まずは遅くまで残った人を仕事ができる社員と評価するような幹部を一掃して下さい。そういう雰囲気が残る間は改善されません。
そして役員、部長・課長から率先して帰る。残業が一定時間を越えた者は、評価をマイナスにする。こうしたことを実施していきます。
いずれにせよ、最初はほぼ強制的に実施しなければ根付かないでしょうね。

このコラムの担当者
奈良 学
日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長