早期退職者が多いのですが、退職者のパーソナリティデータを使った分析事例などはございますか?また退職者に似た傾向を持つ人を採用選抜時にどのように見極めれば良いでしょうか。
企業風土がはっきりとしており、採用広報において実態を伝えられていない会社ほど、早期退職者が増える傾向にあります。
早期退職は、組織風土と価値観のミスマッチが影響していますので、パーソナリティ検査やモチベーション検査のデータ分析により、早期退職者傾向をつかむことが出来る場合があります。事例は数多くあります。いくつかの業界で分析の実績が多く、有用な結果が得られています。ある生命保険会社では、パーソナリティ検査結果から予測された退職リスクフラグを参考に採用選考を行った結果、1年間で退職率を10ポイント改善させることが出来ました。早期退職者と似た傾向を持つ人を見つけるために適性検査は有効なツールの一つです。
このコラムの担当者
清田 茂
執行役員
入社以来30年、HRコンサルタントとして日本の人事アセスメント界を牽引。大手を中心にコンピテンシーモデリングから選抜設計、サクセッションプラン構築まで広範なプロジェクトを完遂。特に経営層との対話を通じた次世代リーダー育成に高い実績を持つ。 2002年取締役、2020年より執行役員として直販部門を統括。最前線で「人と仕事と組織の最適化」を追求する傍ら、SHLグループのグローバル知見の国内導入も推進。