業績が悪いと社内の雰囲気が暗くなる。社内が暗くなると士気が下がり成果が出にくくなる、という悪循環に陥る。何かいい打開策があるか?
こういう状況になると、本当に辛いです。力のある優秀層が会社を見限って去る場合も多く、人材面での反転への糸口が見つからなくなります。
まずは、業績を回復させること以外に解決策はありません。業績悪化の要因を洗い出し、しかるべき手を打つことはもちろんですが、必要な人材の流失を食い止めるためにも社内の雰囲気作りが大切です。
苦しい時こそ、経営陣や上層部が現場とのコミュニケーションを持つ機会を増やすべきです。一人一人が何をすべきか、何ができるのか考え、意見交換をしましょう。
時間がかかるでしょうが回復までの道筋を社員に示し、明るい展望を理解させることです。
小さい成功を大きく(大げさに)取り上げ、皆で喜ぶ。多少の失敗があっても人のせいにせず、次があるさと前向きに捉えましょう。
ケセラセラで行きましょう。

このコラムの担当者
奈良 学
日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長