16卒採用での時期変更について、結局早く内定を出したほうが良い人材が取れるのでしょうか?
採用のブランド力次第です。
ブランド力のある企業は10月から採用活動してもそれなりの人は確保できます。ブランド力の無い会社は悲惨なことになるでしょう。エントリーが集まりません。
早く内定を出すというのは2つの意味があります。一つは時期的に早いということ、もう一つは選考のスピードが速いということです。どちらも採用のブランド力が無い企業ほど先行する必要があります。
ただ、早いと言っても応募者が集まって説明会などに来てくれる時期はある程度ピークがあります。そのピークから外れない程度に早くが鉄則です。
大手の選考を落ちた人を狙うという採用担当者も居ますがそれは狙っているのでは無く、結果的(二次募集や地方中心の採用など)にそうなってしまっているケースがほとんどです。
自分は大手人気企業以外では採用選考の時期を遅らせることを推奨しません。

このコラムの担当者
三條 正樹
日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役
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現在弊社は新卒採用担当チームが独自に求める人物像や採用予定数を掲げて活動しています。しかし本来であれば経営課題や今後の展望を見据え、経営戦略の一部として新卒採用を行うべきなのではないかと改めて考え始めています。貴社では経営層と採用担当とともに、経営戦略の一部として採用選考を考えるようなコンサルテーションを提供していますか。
2014/11/11
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地方都市に本社があり、入社後も地方都市での勤務となります。最近Uターン、Iターン学生が減ってきており、採用活動に苦戦しております。都心や地元の優秀な学生を多く集め、内定を出し、如何に承諾まで繋げられるかが課題です。
何か効果的な手法はございますか?
2014/11/13