コラム

続・人事部長からの質問

2014/11/21Q.1579

学校まわりをしています。学校は前向き(就職活動に対して)なのですが学生の反応は今ひとつのところが多いです。当社へのエントリーはひとまず置いておいて学生を前向きにさせるためにはどんなメッセージを発信すれば良いのでしょうか?

この時期、ほとんどの学生の頭の中は、「就職活動」ではなく「就社活動」の準備のノウハウ獲得で一杯です。「先輩が入ったあの会社に入ること」を夢見ていますので、働くことに対する意識がまだ形成されていません。
こうした学生に対しては「社会に出て仕事をするということ」をわかりやすく説明し、その具体的事例として「御社のような業界で働くこと、働くイメージ」を示します。
「御社で働くこと、働くイメージ」を実際の社員、役員の仕事ぶりを通じて理解してもらえればさらによいでしょう。
また学生は、自分がどんな仕事にあっているのかわかっていませんし、どのように測ればいいのかも知りません。「君がどんな仕事に興味があるかは別にして、仕事や組織とのマッチング適性などを知っておくのもこれからの就職活動に役に立つよ。」「当社の適性検査の結果をもとにアドバイス(フィードバック)をしてあげるよ」と勧めてみてはいかがですか。
社会人の先輩として学生である(後輩の)君たちに、アドバイスしてあげるよ、というスタンスです。
こうした中で、自分の適性を理解した学生が仕事の実例として御社に興味を持ち、御社にエントリーするということにつながっていくと考えます。

奈良 学

このコラムの担当者

奈良 学

日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長

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