当社は有難いことに知名度や人気度があるおかげで、採用数10名程度に対して応募数が数千あり、毎年採用はうまくいっています(そもそも誰が採用担当をやってもうまくいくような気がします)。 また、定着率も非常に高いです。ある程度採用の質、量ともに満足している会社が次にやるべきことは何でしょう?
現状に満足している時点で見直しが必要だと思います。
定着率が高いのも善し悪しで本当にずば抜けた人を採用していれば更なるステップアップをする人なども出てくるものです。
まず、現状が良いと思われるなら現時点の様々なデータを定量化してベンチマークをしておくべきです。定量化をしていないと変化に気づけないからです。
学生の志向、市場、商品、その他外的環境。世界は刻一刻と変化しており10年前のやりかたのほとんどは現在では通じません。もし、現在(いま)がベストということであればそれを維持するために様々な施策をやり続けながら進化させる術を模索してください。
日本でもトップクラスの規模と人気を誇る企業の採用担当者はいつでも貪欲により良い人を求めます。「毎年上手くいっている」などという総括をしません。

このコラムの担当者
三條 正樹
日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役