「現在の小学生が大人になる時には、仕事の大半が現在ないものになっている」という予測についてどう思うか。また、どのような職務があると想像するか?
その手の予測、デタラメが多いです。未来の予測をするのは勝手ですがリスクを背負っていない人の予測など価値はほとんどありません。
小学生が大人になる時間と考えるとわずか10年です。
自分が小学生のころ見た予測図では大人になったらコンコルド(超音速旅客機)が飛び交い、リニアモーターカーがバンバン走っているはずでしたがまったく違いました。そんなものでしょう。
フィルムの現像など確かになくなりつつある仕事はありますが、デジカメからの印刷などものを替えながら残っており不安視する必要はあまりないかなと思います。
未来の仕事に関しては自動車の自動運転の機能が進めば路線バスなど運転しない仕事が出来るかもしれません。水素発電ステーションなども現実的にあると思います。

このコラムの担当者
三條 正樹
日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役