マネジメント特性(GAB9特性)の定義を見ると、鍛えやすそうなものと鍛えにくそうなものがあるように思います。実際にマネジメント特性に鍛えやすさの有無はありますか。また、あるとしたらどの尺度が鍛えやすい・鍛えにくいですか。
どの特性も簡単には変わりません。簡単に変わらないものを測定しているからです。
結論から言えば、どれも鍛えにくい。
自分のいる環境に合わせてネガティブな部分をおさえて(出さないように心がける)、ポジティブな部分を活用する。そういう理解が必要です。
マネジメント特性は鍛える鍛えないより、結果を理解して活用するためにあります。その結果(スタイル)を受け入れて行動をプラスに変えていくことにこそ意義があるのです。

このコラムの担当者
三條 正樹
日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役