直属の部下のパーソナリティ検査をうまくフィードバックするポイントを教えてください。日頃から業務でややトラブルの多い社員なのですが、結果を見るとやはり弱みが多いと感じられ、直すべき点ばかりを指摘して終わってしまいそうです。
パーソナリティのフィードバックなど関係ありません。
今現在見えている、起こっている現実のフィードバックが必要なのです。
- トラブルが将来的にどのようなデメリットを生むのか理解してもらう
- トラブルを防ぐためにはどうすればよいか考えてもらう
- 矯正できたかどうかのチェックリストを第三者と本人につけてもらう
これらを実行して一つずつ解消していく必要があります。
パーソナリティのフィードバックはどうしても抽象的になってしまうため考え方や方針作り、今後のプランなどには利用しやすいのですが今現実に起きているトラブルには不向きです。
なぜならパーソナリティは簡単に変えられないからです。

このコラムの担当者
三條 正樹
日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役