配置配属やタレントマネジメントに活用するため、全社員に適性検査を実施したいと思っています。適性検査に抵抗を示す社員に対して、何と言ったら素直に受検してもらうことができるでしょうか?
コツは3つあります。事前にデータの開示範囲と利用目的を明確に伝えること。開示範囲は人事と本人と上司。利用目的は本人の能力開発とキャリア開発。
次は、受検期間を2週間程度とること。受検期間が短いと無理していい加減な回答をする人がでてきます。3つ目は、受検後すぐ(できれば即日)に結果をフィードバックすると告知して、実際に結果をすぐに返すこと。
これでも難しいという場合は、階層別研修の受講者に対して少しずつ実施し、数年かけて全社員データを取得するという方法もあります。

このコラムの担当者
清田 茂
日本エス・エイチ・エル株式会社 執行役員