コラム

続・人事部長からの質問

2016/05/31Q.1944

能力開発の方法に正解はあるのか。あるのであれば具体例を挙げて欲しい。

正解は無いと思います。

ただいくつかの決まり事はあります。

「業務に関連する能力を高めるにはその業務の中で高める」
スポーツの上達に試合経験が欠かせないように、業務の中で実践しなければほとんど能力は伸びません。適切な業務の割り振りと目標設定が必要となります。

「知識・理論は実践との両輪が必要」
理論だけ、実践だけでは非常に効率が悪くなります。知識として得た理論を実践しながら身につけていく。どちらかに偏った人を多く見かけますが両輪で進んでいく人には追いつけません。

「能力開発と第三者の観察はワンセット」
あるとき何かができるようになる。逆上がりのように単純明快なら誰でも認識できますが業務の能力の中には抽象的なもの多く、自分ではなかなか気づきにくいもの。マネージャは常に観察を怠らず成長を見届ける必要があります。そのための記録は必須。部下の記録をとらないマネージャはそれだけで無能(能力開発において)なのです。

三條 正樹

このコラムの担当者

三條 正樹

日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役

質問をする

おすすめのタグから探す

メールマガジン登録

日本エス・エイチ・エルのメールマガジンではタレントマネジメント・人材採用に関する様々な情報を発信しております。

メールマガジンに登録する

組織人事や採用の問題解決は
日本エス・エイチ・エルに
ご相談ください

サービスをもっと知りたい方

資料ダウンロード

サービスの導入を検討している方

お問い合わせ