企業によっては面接でフェルミ推定を用いることがあると聞きますが、この手法のメリット/デメリットを教えてください。
フェルミ推定とは、特定できない数を適当な仮説を基に論理的に推論し導き出す推定方法のことです。この方法を用いた有名な問題に「シカゴにピアノの調律師は何人いるか?」、「日本のマンホールの数は?」、「日本で1年間に消費される割りばしの本数は?」などがあります。
面接で用いることのメリットは、論理的思考力、一般常識、発想力の評価ができる点。
デメリットを強いて言えば、論理的思考力を採用基準として優先しない会社がこの方法を用いると誤った人を合格させてしまうことです。
このコラムの担当者
清田 茂
執行役員
入社以来30年、HRコンサルタントとして日本の人事アセスメント界を牽引。大手を中心にコンピテンシーモデリングから選抜設計、サクセッションプラン構築まで広範なプロジェクトを完遂。特に経営層との対話を通じた次世代リーダー育成に高い実績を持つ。 2002年取締役、2020年より執行役員として直販部門を統括。最前線で「人と仕事と組織の最適化」を追求する傍ら、SHLグループのグローバル知見の国内導入も推進。