プレッシャー耐性の有無は、成果を出すパフォーマンスとの関連は弱いと思っている。一方で、上層部は、プレッシャー耐性は必須だと思っている。この矛盾をどのように考えますか?
上層部では、「仕事とは常にプレッシャーのある中で行われるものだ」あるいは「プレッシャー耐性=ストレス耐性で低い人はストレスにも弱い」といった考え方をお持ちの方が多いようです。
「プレッシャー耐性」が高いとは、鈍感な人とも言えます。強みでもあり弱みとなることもあります。
それまで周りからはプレッシャーなど感じたことのないと思われていたハイパフォーマーが突然折れてしまうこともあります。逆に人からのプレッシャーに弱いということを意識して他人との距離感をうまくとることができる人もいます。
一度、上層部の考えているハイパフォーマー人材と実際に高い評価を得ている人材とを比較してみてはいかがでしょうか。御社の業務でのプレッシャー耐性の特徴がわかります。

このコラムの担当者
奈良 学
日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長