部下の自主性を育てるコミュニケーションの取り方とは?
自主性を育てることは部下の将来の成長のためにも大事なことですが、まずは「目前の目標達成のために」自分で考えて自ら行動することができるようになることです。
手取り足とり指図し世話をやきすぎるのはだめですが、失敗を恐れず自分で好きなようにやってみろと言いながら結果に対して批評ばかり下していくのもだめです。
目標達成までの行動計画の立て方を説明し、実行にあたっては自分で考えさせてください。その際は、「仕事に唯一の完璧な解はないのだから、常に状況を確認しつついろいろな場合を想定して修正を加えていくことが大切」と伝えることです。
後は「ここまでは良くできているね」とほめながら「何かわからないことある?こまったことあれば言ってね」と声かけを忘れないことです。

このコラムの担当者
奈良 学
日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長