コラム

続・人事部長からの質問

2017/10/19Q.2284

ここ2、3年程感じるのですが、新卒採用における女性応募者よりも男性応募者の方が質が低い気がします。実際、能力検査結果や面接評価結果も男性の方が低い傾向があります。世間一般的(他の企業も)にも同傾向変化なのか、気になっております。もし検証事例等があればご教示いただきたく存じます。

当社の全体的なデータとしては、従来と比較して特に男性の方が低くなってきているという傾向はみられません。御社の応募者での傾向ではないですか。御社が学生にPRしている内容が、優秀な女子学生にとって魅力的で応募者が多いということではないでしょうか。学業成績は真面目な女子の方が高いということは以前からよく言われていますし、女子学生の方が就活での適性検査対策、面接対策にもしっかり対応しているのでしょう。最終的に性別に関係なく能力の高い人を採用なさっていますか?

入社後3年目の社員の適性検査を改めて実施し、採用時と比較してみてはいかがでしょうか。
質的に低いという印象の男性社員が評価、業績で結果を出し、逆に優秀な人材とみた女性社員が伸び悩んでいるというような傾向があるのであれば、御社の採用選考、教育育成のプロセスの中に「男女」の性別による何らかの区別意識が存在するのかもしれません。

奈良 学

このコラムの担当者

奈良 学

日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長

質問をする

おすすめのタグから探す

メールマガジン登録

日本エス・エイチ・エルのメールマガジンではタレントマネジメント・人材採用に関する様々な情報を発信しております。

メールマガジンに登録する

組織人事や採用の問題解決は
日本エス・エイチ・エルに
ご相談ください

サービスをもっと知りたい方

資料ダウンロード

サービスの導入を検討している方

お問い合わせ