近年、採用におけるAIの導入が話題になっているが、今後そのような企業は増えていくか?また、導入企業が増えた場合企業の採用方法起こる変化として考えられることは何か。
質問の中でもベスト3に入るくらい頻繁にされる内容です。
持論ではAIから導き出される「求める人物像」はどの企業でも似通っており、その一部の人は企業・業界・職種を問わず求められると想像しています。
内定する人はいくつも内定を持ち、出ない人は何社回ってもなかなか内定は出ない。
つまり現在と大差ありません。
無論これはAIの限界ではなく採用側がAIを活用するという視点が狭すぎて有効に活用できないと想定しているからです。ハサミを使って紙を切る人はたくさんいますが、切り絵まで到達できる人はほとんどいないようにAIを有効に活用できる企業は当面あらわれないと思っています。
その壁を突破した企業から革新的な採用プロセスや採用そのものが生まれるのではないでしょうか。

このコラムの担当者
三條 正樹
日本エス・エイチ・エル株式会社 取締役