コラム

続・人事部長からの質問

2018/02/08Q.2356

上司が年の離れた部下との接し方に悩んでいます。「少し厳しいことを言うと、パワハラと捉えられてしまうのでは」と思っているようです。
ご自身が部下との接し方で気をつけている点はありますか。

年齢差や性差を気にしていては部下との仕事の上でのコミュニケーションなど取れません。私もかなり年の離れた若手を部下にもつのは当り前でしたし、部長時代には逆に自分より年齢が上の先輩を部下にもった経験も何度もあります。仕事上では、パワハラ、セクハラの定義をしっかりと認識していれば、言動には注意できますし、少々厳しい内容のコメントをぶつけても問題はありません。無理に親しい間柄になろうと仕事外で近づくのは止めましょう。基本は、部下に対して感情のままに思いをぶつけないこと、怒りは6秒間待って押さえてから話すことといった当り前のことです。

年が離れていることでこちらの言っていることが理解できないのではなく、あくまで経験・知識が乏しいからなのです。指導する内容についてきちんと事前に説明したうえで、厳しい言い方になるけど、こういう意味だからね、と一言添えてはいかがでしょうか。
もちろん、褒めるのは皆の前で、叱るのは個別で、もお忘れなく。

奈良 学

このコラムの担当者

奈良 学

日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長

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