コラム

続・人事部長からの質問

2018/03/02Q.2371

小学生2年生の子供に教えるなら将棋と囲碁どちらがおすすめですか?

最近の将棋の羽生善治竜王(永世七冠)、囲碁の井山裕太七冠の国民栄誉賞受賞そして加えて将棋界の藤井六段の活躍もあり、週刊誌でも将棋と囲碁どちらを子供に勧めるべきかとの特集が組まれるほどになっています。ゲームとしての面白さや知的レベルの向上というよりは、プロになるハードルの高さやプロになってからの収入のレベルなど親が気になる点を比較しているようです。どちらもプロ棋士の世界は大変厳しいものですが、息子ならプロ野球選手にするかJリーグのサッカー選手にするか、娘ならプロゴルファーかプロのテニスプレーヤーが良いのかと同じ感覚でしょうか。

私は囲碁の方はよくわかりませんが、小学校の低学年なら、最後に「王将」を取った方が勝ちというように勝ちがわかりやすい将棋の方が陣地取りの囲碁より子供向きのような気もします。もちろん、周りに一緒になってやってくれる人がいるなら囲碁でも将棋でも子供に面白さが伝わりやすく、子供自身も熱中するのではないでしょうか。算数ができる子だからと将棋教室や囲碁教室に親が無理に通わせるようなことはせず、将棋、囲碁あるいはオセロやチェスといったいろいろなゲーム(競技)を経験させ、子供本人が一番関心を持ったものをやらせるべきでしょう。

奈良 学

このコラムの担当者

奈良 学

日本エス・エイチ・エル株式会社 代表取締役社長

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